エンジニアといってもたくさんの職種がありますが、大きく分類すると4つの職種があげられます。
まず1つ目のシステムエンジニア（SE）はソフトウエアの仕様書を作成し、開発作業を統括する役割の職種です。ソフトウエアの製作を希望するクライアントとの折衝を行い、予算や要望に合わせてソフトウエアを設計し、さらに製作チーム全体のマネージメント業務を行うことになります。
2つ目のプログラマーはシステムエンジニアが作成した仕様書に基づいて、ソフトウエアのプログラム作業を担当する職種です。JavaScript、Ruby、PHPなどのプログラム言語と呼ばれるコードを入力して、ソフトウエアを構築します。エンジニアの世界では、新人はプログラマーの仕事からスタートするのが一般的であり、キャリアを積むことで上級プログラマーや、システムエンジニアにステップアップしていくことが多いようです。
3つ目のサーバーエンジニアは、コンピューターシステムを構成するサーバーの設計や、保守・管理を専門とする職種です。ユーザーが使用するシステムの規模や予算などに合わせたサーバーを選択し、不具合がないかどうか定期的に動作確認を行い、トラブルが発生した場合には原因の特定や復旧作業を行います。
そして4つ目はネットワークエンジニアです。ネットワークエンジニアは複数のシステムにより構成される、コンピュータネットワークの設計や、保守・管理を専門とする職種になります。サーバーに関する知識はもちろんですが、さらにOSやセキュリティなどに関する幅広い知識や経験が求められることになります。